IPアドレス・ルーター・DHCPについて 家電アドバイザー・スマートマスター

IPアドレス・ルーター・DHCPについて 家電製品アドバイザー試験


パソコンやスマホ、タブレットなど、インターネットと接続するには、IPアドレスが必要となります。ネットワーク上の住所のようなものです。

このIPアドレスは、インターネット上でやり取りができるグローバルIPアドレスと、閉ざされた空間だけで使用されるプライベートIPアドレスに分かれます。グローバルIPアドレスとは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)などが発行するものです。世界に1つしかななく、自由には発行できません。家電アドバイザー試験で問われているIPアドレスや、企業の社内LANや家庭での使用などで使っているものは、プライベートIPアドレスのことを指しています。こちらは、決まりに基づいて、管理者が自由に発行できます。

私はITエンジニアであったこともあり、IPアドレスのことを書き出すとキリがなくなってしまいますので、このあたりにしておきますね。

IPアドレス(グローバル)は、IPv4とIPv6があります。現在は、IPv4が主流なのですが、43億個しか割り当てることができず、ITツール、スマホやPCの普及により、足りなくなってきています。そのため、IPv6への置き換えが予定されています。

ISPから割り振られたグローバルIPアドレス(1つ)を、複数の人でつなぐ、複数の端末でネットにつなぐためには、ルーターを使用します。このルーターが、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの変換を行います。

一般企業や一般家庭には、1つのIPアドレス(グローバル)しか割り振られていないのにもかかわらず、複数台、スマホ、PC、タブレットなどとつなぐことができるのは、ルーターのおかげなのです。スタバやホテルのWi-Fiなども同じ原理です。

プライベートIPアドレスを自動的に割り振るのが、DHCPという機能です。企業などでは、管理するため、PC端末1台、1台に、手作業でIPアドレスを割り振っていることが多かったです。一般家庭でしたら、いちいち設定しているのも面倒ですし、そこまで管理する必要もないので、DHCP機能を使っています。みなさんは、気にしたことがないと思いますが。スタバやホテルなどでも、ほとんどがDHCP機能で、自動的にIPアドレスが割り振られます。

無線LANであるWi-Fiを使うようになってからは、DHCPがさらに当たり前となりました。大企業を除き、一般的には、「192.168.・・」から始まるIPアドレスが、自動的に割り振られます。「169.254.・・」ではありません。

家庭で使う場合は、無線LAN(Wi-Fi)、DHCP、ルーター機能が1台となった、Wi-Fiルーター、無線LANルーターを使用していますので、気にすることはないのかもしれませんね。

DHCP、IPv4、IPv6、「192.168.」などは、毎回出題されています。

◎IPv4
現在主流のインターネットの基礎となる通信規約で、IP(インターネットプロトコル)の仕様の一つ。43億個のIPアドレスを割り当てることが可能。32ビット

◎IPv6
インターネットの基礎となる通信規約で、IP(インターネットプロトコル)の仕様の一つ。現在広く使われているIPv4からの置き換えが予定されている新しい規格。128ビット。IPv4とは互換性がない。

◎グローバルIPアドレス
インターネットに直に接続された機器に割り当てられるIPアドレス。ISP(インターネットサービスプロバイダー。通称プロバイダー)から割り当てられる。

◎プライベートIPアドレス
組織内の閉ざされたローカルなネットワーク内でのみ有効なIPアドレス。ネットワーク管理者が自由に発行することができ、アドレス数の制限などもない。ほとんどは、「192.168.・・・」から始まり、少し大きな組織では「172.16.・・・」から始まることが多い。

◎DHCP
インターネットなどのネットワークに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。

◎ルーター
コンピュータネットワークの中継・転送機器の一つで、データの転送経路を選択・制御する機能を持つ。また、複数の異なるネットワーク間の接続・中継に用いられる。

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