温水洗浄便座(泡コート・ステンレス製ノズル・除菌水)家電アドバイザー

温水洗浄便座(泡コート・ステンレス製ノズル・除菌水)家電アドバイザー


日本は、温水洗浄便座が非常に進化しています。

ウォシュレット(TOTO)、シャワートイレ(LIXIL)と、呼び名が違いますが、どんどん進化して便利になっているのは、水質が影響しているようです。海外の水質では、たいてい、ノズルが詰まってしまうそうです。日本は、水も飲めますので、水質が非常によい国なんですね。

今の温水洗浄便座は、いろいろな便利な機能があるのですが、その中での流行なのが、泡コートです。これは、台所用合成洗剤(原液)を投入し、洗剤、水、空気を混ぜて発生させた泡をノズルから噴射する機能を持つ製品のことで、便器の内面を泡の膜で覆い、汚れをつきにくくしたりします。

汚れが付着しにくい、ステンレス製ノズルを使用したり、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して除菌水を作り、ノズルを洗浄・除菌する機能などもあります。

人の出入りを検知するリモコンのセンサー信号の受信部など、常時通電する必要のある機能を主電源から切り離し、トイレに人がいないときの待機電力をゼロにした製品もあります。

それにしても、日本人は細かいことを考えるのが素晴らしいです。

 
<用語集>
泡コート:
台所用合成洗剤(原液)を投入し、洗剤、水、空気を混ぜて発生させた泡をノズルから噴射する機能を持つ製品である。便座から吹き出す泡パワーで、便器の内面を泡の膜で覆い、汚れをつきにくくしたり、便器の水面を覆った泡で小水を受け止めたり、飛びハネを抑制したり、泡を維持して、水位線部に輪じみをつきにくくする。

待機電力をほぼゼロ:
トイレに人がいないときの待機電力をゼロにしたもの。人の出入りを検知するリモコンのセンサー信号の受信部など、常時通電する必要のある機能を主電源から切り離した回路で作動させている。

ステンレス製ノズル:
継ぎ目のないステンレス製ノズルを使用することで、汚れの付着や黒カビの発生を抑える工夫がされている。

除菌水:
水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる、除菌成分(次亜塩素酸)を含む水を使用してノズルを洗浄・除菌する。

家電アドバイザー最短合格講座

さらに詳しく「家電製品アドバイザー試験」について学んでみたい人のために、e-ラーニング講座を用意しています。ぜひ、ご活用ください!!