カラーインクジェットプリンターについて 顔料・染料インクなど 家電製品アドバイザー AV情報家電
カラーインクジェットプリンターについて 顔料・染料インクなど 家電アドバイザー試験
カラーインクジェットプリンターは、家庭用のプリンターとしては標準になりましたね。
インクジェットプリンターは、印刷、スキャン、写真印刷、コピーなど、もはや複合機になっています。ヘッドを詰まらないようにするため、立ち上げと同時に、インクを噴射してヘッドをクリーニングしています。この行為が、インクが減るばかりで個人的には怒っています。印刷しなくても、勝手にインクがなくなっている!!
インクのいらつきと、仕事でテキストを印刷する機会が多いため、私はレーザープリンターの方が多く使用していますが、一般家庭においては、カラーインクジェットプリンターは外せませんね。
基本、青緑(シアン)、赤紫(マゼンタ)、黄(イエロー)の3色と、黒(ブラック)の計4色の「インク」を使って色を表現しています。ポイントは、「インク」です。
赤(レッド)を表現する場合は、イエローとマゼンタ
緑(グリーン)を表現する場合は、イエローとシアン
青(ブルー)を表現する場合は、マゼンタとシアン
インクジェットプリンターのインクには、2種類あります。
染料インク:
インクが紙に浸透しやすい性質を持ち、光沢感を出したり、発色が鮮やかで、色の再現性が良いが、水に濡れるとにじみやすい。乾くまでに少し時間がかかる。
顔料インク:
水に溶けにくい性質を持ち、耐光性、耐水性に優れ、色あせしにくい。乾きやすく色の安定が早い。
ビジネス用の書類で、インクジェットプリンターを使うと、手で触った部分の文字がにじんでしまったりすることがあります。これは、染料インクだからです。
文字には黒の顔料インクを使い、写真には、染料インクを使うハイブリットシステムモデルもあります。