お客様に対する言葉づかいについて(二重敬語やクッション言葉) 家電製品アドバイザー CS法規

お客様に対する言葉づかいについて(二重敬語やクッション言葉) 家電製品アドバイザー CS法規


お客様に対する言葉づかいのポイントは、尊敬語と謙譲語です。それ以外では、二重敬語やクッション言葉などがあります。

二重敬語とは、1つの言葉に同じ種類の敬語を二重に使用する敬語のことです。相手が、まわりくどく感じます。
「お越しになられました」 → 「お越しになりまた」
「お帰りになられました」 → 「お帰りになりました」

自分がよかれと思って丁寧にしていることが、実は、まわりくどく、敬語が二重になっていることがあります。くどいなーと思ったら、二重敬語であることが多いです。

「○○社長様」「○○課長様」も二重敬語です。「社長」や「課長」という役職名はそれ自体が敬称となっています。そのため、敬称の「様」を付けると、敬称が重なって二重敬語になってしまいます。
正解は、「社長 ○○様」「課長 ○○様」となります。

クッション言葉は、会話の中でクッション役をする言葉のことです。会話の中で、非常によく使います。依頼するときには「お手数ですが」、断るときには「誠に恐縮ですが」などを付け加えたりしますが、これがクッション言葉です。

接客をしていると、お客様に何かをお願いしたり、過度な値引きを断わったりすることが出てきます。このよなときに、「クッション言葉」を使うのです。というか、すでに使っていると思います。

外国人に言わせると、このあたりが日本語の難しいところだそうです。「ハッキリ言わない」「ストレートに要求しない」のが、日本語の良いところなのかもしれませんね。

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