【家電用語集2】問題&解説集 テレビ受信機について AV情報家電 家電製品アドバイザー

問題&解説集 テレビ受信機


◎テレビ受信機について


テレビ受信機について AV情報家電 家電製品アドバイザー

テレビ受信機について:
有機ELテレビ:
バックライト不要の自然発光ディスプレイ。電気を流すと自ら発光する物質をパネル基板に使い、その光の組み合わせで映像を表示している。瞬時に発光するので、動画に強い。高画質で、本体は薄い。有機ELディスプレイのカラー化には、白色発光の有機EL素子を使用し、カラーフィルターによるR(赤)、G(緑)、B(青)に加えて、カラーフィルターを通さないW(白)を加えた4色で1画素を構成して輝度を高くする方式が主流である。

液晶テレビ:
バックライトを液晶パネルに当てることで、映像が映る仕組み。動画には強くない。直下型バックライトとエッジ型バックライトがある。直下型LEDバックライトは、真後ろにLEDが配置されているため、エリアごとで輝度のコントロールができる。エッジ型バックライト上下か左右に配置されたLEDを、拡散シートで、全体に拡散させており、薄型が可能。昔の蛍光管からLEDにバックライトは変わっている。他には、レーザーなどもある。

プラズマテレビ:
2枚のガラス基板と壁で密閉された希ガスを封入した空間で、上下に取り付けられた電極(プラスとマイナス)の間で放電を起こして紫外線を放出し、蛍光体を刺激して光を発する。バックライト不要。日本でのテレビ生産は終了している。

BT.709:
フルHDテレビやBlu-Ray(ブルーレイディスク)などで採用されている。肉眼で認識できる、自然界に存在する色の74.4%を再現できる規格。

BT.2020:
BTとはBroadcasting Seivice Televisionの略で「テレビ放送用」の「2020番目」の国際規格という意味。Ultra HD Blu-Rayや4K、8Kテレビなどで採用されている。BT.709よりも色域が広く、より鮮やかな表現が可能である。肉眼で認識できる、自然界に存在する色の99.9%を再現できる規格。
 

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