パナソニックのジャー炊飯器レビュー ビストロ SR-X910E 高級可変圧力IH炊飯器

パナソニックの炊飯器


◎自宅のジャー炊飯器との比較


我が家のジャー炊飯器は、圧力IH炊飯器(写真の右側)。購入当時で、4万円くらいです。

10万円の高級炊飯器が流行り出したのは、ここ4~5年くらいですかね。

訳あって、パナソニックさんのジャー炊飯器(写真の左側)、SR-X910Eをお借りすることが出来ました。

パナソニックさんからお借りした高級可変圧力IH炊飯器(SR-X910E) 約100,000円。(Amazonへのリンクです)
 


◎パナソニックの炊飯器(SR-X910E)


 
ジャー炊飯器は、値段が高いほど、美味しく炊けると言われています。

1か月ほどお借りしたので、そのうち20日くらい、炊飯をしました。やはり、いつものジャー炊飯器よりあきらかに美味しいです。

甘いというか、もちもちしているというか、味が奥深いというか、表現が難しい味です。

美味しいごはんを食べるには、米を変えるのも1つですが、ジャー炊飯器を変えるだけ、かなり美味しくなります。
 


◎パナソニックの炊飯器(SR-X910E)


 

美味しく炊ける理由を調べてみた

パナソニックのジャー炊飯器(SR-X910E)が美味しく炊ける理由を調べてみました。

1.「Wおどり炊き」で米を大きく動かす
SR-X910Eは、パナソニックの「Wおどり炊き」を搭載しています。
「急減圧バルブ」による圧力変化と、「高速交互対流IH」による強い対流を組み合わせて、釜の中のお米を動かします。
底面と底側面のIHを切り替えながら加熱することで、内向き・外向きの強い対流を起こし、釜の中の炊きムラを抑えます。結果として、米粒の一粒一粒まで熱が入り、ふっくら炊き上がる仕組みです。
パナソニックの比較試験では、Wおどり炊き非搭載時との比較で、甘みや粘りが高まったとしています。メーカー試験なので数値そのものは参考値として見るべきですが、「強い対流で米粒全体に熱を通す」という考え方は炊飯では重要です。

2.お米の状態をセンサーで見ながら炊き方を変える
SR-X910Eには「ビストロ匠技AI」があります。
リアルタイム赤外線センサー、リアルタイム圧力センサー、釜底温度センサー、沸騰検知センサーなどを使って、お米の状態や炊飯中の変化を捉えます。最上位モデルでは約9,600通りの炊き方から制御を調整するとされています。
これはかなり重要です。
同じコシヒカリでも、
– 新米か古米か
– 水分量
– 保存状態
– 炊飯量
– 室温・水温
などによって最適な加熱方法は変わります。
高級炊飯器では、単純に「○分加熱する」のではなく、途中の状態を見ながら火力や圧力を変えるところにコストがかかっています。

3.圧力をかけて、米の芯まで熱と水分を入れる
圧力をかけると、水の沸点が100℃より高くなります。
そのため、米をより高温で加熱できます。デンプンの糊化が進みやすくなり、米の芯まで水分と熱が入りやすくなります。
これが、
「ふっくら」
「もちもち」
「甘みを感じやすい」
ご飯につながります。
SR-X910Eは単なる圧力IHではなく、急減圧など圧力変化も利用して米を動かしている点が特徴です。

4.「加圧追い炊き」が冷めたときのおいしさにも効く
炊飯の最後の「追い炊き」も重要です。
SR-X910Eでは熱風で加圧しながら追い炊きを行い、米の芯まで熱を入れつつ、余分な水分を飛ばします。
さらに、炊飯時に溶け出したデンプンなどを含む「おねば」を米粒の表面に戻すことで、ハリやツヤを出す仕組みになっています。パナソニックは、これが冷めたご飯のおいしさにもつながると説明しています。パナソニック
5.ダイヤモンド竈釜も、熱を効率よく伝えるため
内釜は「ダイヤモンド竈釜」で、約2.2mm厚。底面にはディンプル加工もされています。
「釜が厚ければ厚いほどおいしい」という単純な話ではありません。
重要なのは、
IHの熱を受ける → 釜に伝える → 水と米に効率よく伝える
という熱設計全体です。
SR-X910Eの場合、「Wおどり炊き」の強い対流を生かすための釜として設計されています。

 

一般的な炊飯器との差

<価格差が出る部分>・・・<ご飯への影響>
IH・ヒータ・・・・・・・・強く、細かく加熱できる
圧力制御・・・・・・・・・高温炊飯、対流、食感調整
センサー ・・・・・・・・・米や温度の状態に合わせて調整
内釜・・・・・・・・・・・熱を効率よく均一に伝える
制御プログラム・・・・・・吸水→沸騰→炊飯→蒸らしを細かく制御

ちなみに、家電製品アドバイザー試験 生活家電のジャー炊飯器では、機能、内釜構造、圧力IHの気圧と沸点についてが問われます。

圧力式IHジャー炊飯器の機能
・炊飯工程において圧力をかけることにより、内釜全体をしっかり加熱
・炊飯中の加圧と減圧を繰り返すことで、内釜内に対流を起こし、炊きむらを少なくする
・蒸らし工程で圧力をかけ高温の蒸気(過熱水蒸気)を作って米の一粒一粒にさらに熱を加えることにより、ご飯の余分な水分を取り除き、べたつきのない、ふっくらしたご飯に仕上げる。

内釜について
電磁の働きで内釜自体が直接発熱。全体にむらなく熱を伝えることができ、高火力で一気に加熱。外側に、誘導加熱効率の高いステンレス。内側に、熱を拡散するため、熱伝導性の良いアルミニウムを使用。

圧力IH式ジャー炊飯器とは
圧力をかけることで、水の沸点が上がる性質を利用。1.2~1.5気圧。炊きむらを抑え、米の芯まで熱を伝えることができる。
水の沸点は、1.1気圧で103℃。1.2気圧で、105℃。1.3気圧で107℃、1.4気圧で110℃、1.5気圧で112℃。

つまり、高級炊飯器のおいしさは、
「火力」+「圧力」+「対流」+「センシング」+「制御」の差です。

特に大きいのは、加熱の細かさです。
安価な炊飯器は比較的、加熱する → 沸騰する → 炊き上げるというシンプルな制御です。

高級炊飯器になると、
吸水させる→ 温度を上げる→ 沸騰させる→ 対流させる→ 圧力を変える→ 火力を切り替える→ 水分を飛ばす→ 蒸らす

という各工程を細かく制御できます。

興味のある方は、ぜひ、パナソニックさんの高級ジャー炊飯器を!

パナソニックさんからお借りした高級可変圧力IH炊飯器(SR-X910E) 約100,000円。(Amazonへのリンクです)
 

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