電気こたつ 家電製品アドバイザー 生活家電
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電気こたつは、冬になると欠かせないアイテムですね。とても暖かいです。
そんな電気こたつですが、大きく分けて3つの方式があります。
電気こたつ サーモスタット方式:
温度制御がシンプルです。バイメタルを用いたものをバイメタル式サーモスタットと呼び、電熱装置から発生する熱によってバイメタルが変位することを利用し、あらかじめ設定しておいた温度に達したときに接点が自動的に開路・閉路するようになっています。
電気こたつ 電子コントローラー式:
サーミスターで温度を検出して、半導体で入り切りをするため、摩耗する接点もなく、きめ細かく温度制御が出来ます。温度変動幅が小さいです。
電気こたつ マイコン式:
サーミスターで温度を検出。室内温度や体感温度を考慮したマイコン制御により、きめこまかい温度制御をします。手元で温度調節ができるものなどがあります。温度変動幅が小さいです。
続いては、ヒーターの種類と特徴です。
赤外線ランプヒーター:
速熱性があり、ガラス部が赤色に着色されているため、暖かさを感じます。形状は大きくなります。
クォーツランプヒーター:
石英ガラス管を利用しているため、視覚的な暖かさを感じます。振動や衝撃に強く、外径も小さいため、ヒーターユッニットを薄くすることができます。
石英管ヒーター:
石英管の中にニクロム線を入れて赤熱させるタイプで、オーブントースターなどにも使用されています。クォーツランプヒーターに比べて、暗くなります。
<用語説明>
バイメタル:
熱膨張率の異なる2種の金属板をはり合わせたもの。温度が上がると低膨張側へ曲がる。サーモスタット・温度計などに利用されている。
サーミスター:
温度が上がると、電気抵抗が著しく変化する半導体素子のこと。温度が高くなると電気が流れやすくなり、温度が低くなると電気が流れにくくなる。測定器や制御器などに使用されている。