MHL(有線)・Miracast(無線)について 家電製品アドバイザー AV情報家電

MHL(有線)・Miracast(無線)について 家電アドバイザー試験


ネットワークなどを利用した映像や音声などのコンテンツの視聴方法で、テレビとスマホの接続について問われます。

この2つの違いを理解しておきましょう。

1つ目が、MHL(Mobile High-Definition Link)です。
モバイル端末向けの高速映像伝送用インターフェイス規格。映像や音声を、各種モバイル機器からテレビなどに伝送することができる。USBと同じように、電源供給もできる。MHL2.0はフルHDまでの映像に対応。MHL 3.0は、映像は4K解像度で30fpsまで、音声は7.1chサラウンド(ドルビーTrueHD、DTS-HD)まで伝送が可能である。

2つ目が、Miracastです。
Wi-Fi Allianceによって策定された、1対1の無線通信による映像伝送技術。Wi-Fi Directが使用されているため、無線LANルーターがなくてもモバイル機器とテレビを接続することができる。スマートフォンやタブレット型端末、パソコンなどの情報機器と、テレビやプロジェクターをはじめとする映像出力機器などとの間で、異なるメーカーの製品間でも相互接続を可能にし、動画や写真などを無線で伝送することが可能。Miracastを使用するには、送信と受信側の機器がMiracastに対応している必要がある。

この大きな違いは、「有線」か「無線」かです。

 
<用語集>
Wi-Fi Direct:

無線LANアクセスポイント(Wi-Fiアクセスポイント)や無線LANルーター(Wi-Fiルーター)などを介さずに、機器同士が一対一で直接通信するモード。Wi-Fi Directが搭載されている機種には、プリンター、テレビ、パソコン、スマホ、タブレッド、デジカメなどがある。

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