EC(電子商取引)について 家電アドバイザー CS法規
EC(電子商取引)化率について 家電アドバイザー
ECという言葉をよく聞くようになりましたが、電子商取引のことで、インターネットを利用して、電子的に契約や決済をすることです。
Amazonや楽天など、個人向けのBtoC市場だけではなく、企業間取引のBtoB市場もあります。実は、企業間取引のBtoBの方が、進んでいたりします。
試験で問われるのは、BtoC-EC(消費者向け電子商取引)の方になります。
2019年度経済産業省の電子商取引に関する市場調査によると、日本のBtoC-EC市場規模は 19.4兆円です。
物販系、サービス系、デジタル系などがあり、物販系が最も多いです。物販系の中でも、生活家電・AV機器・PCおよび周辺機器などのEC化率は進んでおり、約32.8%です。(2019年の市場規模)
価格コムに登録している販売店やAmazon、楽天、家電量販店のヨドバシなどが行っているネット通販などがありますから、進んでいるのもうなづけます。
EC化率は低いですが、BtoC-EC売上規模としては、衣類、食品などが高いです。物販系BtoC-EC売上規模全体で、衣類、食品、家電、家具が牽引しております。次に書籍です。(EC化率ではなく、ECでの売上規模の話しです)
<用語集>
EC:
電子商取引。インターネットを利用して、電子的に契約や決済をすること。
ECサイト:
自社の商品やサービスを、インターネット上に置いた独自運営の販売ウェブサイト。
EC化率:
商取引金額に対するEC市場規模の割合。オフライン、オンライン、電話、FAX、対面販売などを含めたすべての商取引金額のうち、電子商取引が占める割合のこと。物販系、サービス系、デジタル系などがあり、物販系が最も多い。
物販系である生活家電・AV機器・PCおよび周辺機器などのEC化率は約32.8%。BtoC(物販系分野)のEC化率の平均は6.8%である。2019年の市場規模。