長期使用製品安全点検制度(浴室乾燥機など) 家電製品アドバイザー試験
長期使用製品安全点検制度(浴室乾燥機など) 家電製品アドバイザー試験
「長期使用製品安全点検制度」についての説明です。
ちなみに、間違えやすい「長期使用製品安全表示制度」は、別のブログ(2019/5/27)をご確認ください。
長期使用製品安全点検制度とは、
製品を購入した所有者に対して、メーカーや輸入業者から点検時期をお知らせし、点検を受けていただくことで、事故を防止するための制度です。対象となるのは、特定保守製品で、所有者は、所有者登録を行い、メーカーから届く通知により有料点検を受けなければなりません。
そして、特定保守製品とは、
所有者自身による保守が難しい設置型の製品で、経年劣化によって火災や死亡事故などの重大事故を起こすおそれがある製品のことです。石油給湯器、石油ふろがま、FF式石油温風暖房機、浴室用電気乾燥機、ビルトイン式電気食器洗器、屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用、プロパンガス用)、屋内式ガスふろがま(都市ガス用、プロパンガス用)の9品目があります。
※対象は、石油給湯器、石油ふろがまのみになりました。
家電アドバイザー試験で問われる特定保守製品は、浴室用電気乾燥機(浴室暖房乾燥機など)、ビルトイン式電気食器洗器の2つです。
※浴室用電気乾燥機、ビルトイン式電気食器洗器は、2021年8月に「長期使用製品安全点検制度」の対象から外れました。
浴室用換気暖房乾燥機などと呼ばれる浴室用電気乾燥機は、消費生活用製品安全法「長期使用製品安全点検制度」における「特定保守製品」に該当します。