長期使用製品安全表示制度(扇風機など) 家電製品アドバイザー・スマートマスター

長期使用製品安全表示制度(扇風機など) 家電製品アドバイザー試験


「長期使用製品安全表示制度」と「長期使用製品安全点検制度」が、ごちゃごちゃになっている人も多いのですが、この2つを整理しておきましょう。

今回は、「長期使用製品安全表示制度」についてです。

「長期使用製品安全表示制度」とは、
経年劣化による重大事故の発生率は高くはないものの、事故件数が多い製品で、日常的な手入れと観察により、所有者が事故の兆候を見つけることができる製品が対象です。

対象となっているのは、扇風機、換気扇、エアコン、ブラウン管テレビ、洗濯機(洗濯乾燥機を除く)です。製造年、設計上の標準使用期間、経年劣化についての注意喚起が製品本体や取扱説明書などに表示されています。

「扇風機は長期使用製品安全点検制度の対象である」というような問題がよく出ますが、「長期使用製品安全点検制度」ではなく、「長期使用製品安全表示制度」です。

気になる方は、扇風機やエアコンなどをじっくり確認してみてください。例えば、エアコンですと、「設計上の標準使用期間10年 設計上の標準使用期間を超えてお使いいただいた場合は、経年劣化による発火・けが等の事故に至るおそれがあります」などと書いたシールが貼ってあります。

「長期使用製品安全点検制度」で問われているのは、浴室用電気乾燥機、ビルトイン式電気食器洗器などです。
※浴室用電気乾燥機、ビルトイン式電気食器洗器は、2021年8月に「長期使用製品安全点検制度」の対象から外れました。

整理しておきましょう。
 

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