製品安全や使用方法(技適マーク) 家電アドバイザー合格講座

製品安全や使用方法(技適マーク) 家電アドバイザー合格講座


技適マークとは、「技術基準適合証明」と「技術基準適合認定」のいずれかあるいは両者の認証がなされていることを表示するマークのことです。電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマークです。総務省が定めています。

無線機である「スマホ」や「携帯電話」は、技適マークが付いていないものは、日本国内では使用することができません。

この技適マークは、端末のパッケージや本体のバッテリー取り付け部分だけではなく、設定メニューからディスプレイ上に表示して確認することができます。

家電アドバイザー試験では、技適マークは、「本体に必ず印字されている」と記されている場合がありますが、これは、誤りになります。iPhoneなどのスマートフォンは、設定メニューからディスプレイ上に表示をすることで、確認することができます。

では、日本国内に旅行に来た外国人(訪日外国人)は、スマートフォンやタブレットの扱いをどうするかということです。

外国人が国内に持ち込むWi-Fi端末は、技敵マークがなくても、米国FCC認証、欧州CEマークを取得している場合は、90日以内の使用が可能となります。

問題で問われるのは、90日の部分です。必ず、覚えておいてください。

<用語集>
米国FCC認証:
アメリカ連邦通信委員会(FCC)が定めた、情報処理機器が他の通信機器に悪影響を及ぼす電波(ノイズ)に関する規格のこと。

欧州CEマーク:
ヨーロッパにおける工業製品の安全規格で、安全性とノイズの両方を規定している。

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