広角、標準、望遠レンズについて フォトマスター検定

広角、標準、望遠レンズについて フォトマスター検定


一眼レフカメラ、ミラーレスカメラなど、レンズ交換式カメラの醍醐味は、シチュエーションに合わせてレンズを交換できることです。

遠くのものや、子どもの運動会、電車などを撮影する場合は、200mm、300mm(レンズは高いですが、状況によってはこれ以上)などの望遠レンズ、山、高原、風景、海など、景色を撮影する場合は、35mmなどの広角レンズを使用します。
私は、35mmの単焦点レンズにはまっています。
※単焦点レンズとは、35mm、50mm、135mmなど、焦点距離を変えることができないレンズ

28-135mmなど、広角や望遠なども同時に使用できるレンズ、70-200mmなど、中望遠、望遠などが同時に使用できるレンズをズームレンズ(焦点距離を変えることが可能なレンズ)といいます。ズームレンズは便利ですが、重量が重くなるのと、単焦点レンズに比べ、明るさが暗くなるのが難点です。

余談ですが、ズームレンズばかり使用していると、写真が下手になります。なぜなら、自分は動かなくても、レンズの焦点距離を変えるだけで、広角にできたり、ズームにできたりしてしまうからです。単焦点レンズは、自分が前に、後ろに動いて撮影しますので、いろいろな構図を考えるようになります。

単焦点レンズは、安価ですし、明るいので、非常に使い勝手がいいですよ。レンズの性能がいいので、写真もキレイになります。ちなみに、プロが使用する「大三元レンズ」と呼ばれる14-24mmF2.8、24-70mmF2.8、70-200mmF2.8のズームレンズは、1本20~30万円と高価だけあって単焦点なみの描写です。

50mmの単焦点レンズは、人間の見た目に近いですし、絞りを開けることで、背景をボカすことができるため、写真上達には欠かせないものです。

レンズの違いを見ていきましょう。

超広角レンズ:
広角レンズの中で、焦点距離が24mm程度より短いレンズ。

広角レンズ:
焦点距離が35mmより短いレンズレンズ。標準レンズよりも画角は広くなり、焦点距離が短くなる。

標準レンズ:
焦点距離50mm前後のレンズ。人間の見た目に近い。

中望遠レンズ:
望遠レンズの中で、焦点距離が85mmから100mmまでのレンズ

望遠レンズ:
焦点距離135mm以上の焦点距離のレンズ。標準レンズよりも画角は狭くなり、焦点距離が長くなる。

超望遠レンズ:
望遠レンズの中で、焦点距離が400mm以上のレンズ

ズームレンズ:
28mm-135mmのように、焦点距離を変化させることができるレンズ。135mmなど、焦点距離を長くすると画角は狭くなり、写る範囲は狭くなる。135mmであれば、望遠の状態。28mmなど、焦点距離を短くすると画角は広くなり、写る範囲は広くなる。28mmであれば、広角の状態。

マクロレンズ(マイクロレンズ):
近接で、被写体を大きく写すことができるレンズ。等倍、1/2倍などで撮影が可能。花や昆虫などの撮影に向いている。