ストロボのGN(ガイドナンバー)とISO感度の関係 フォトマスター検定
ストロボのGN(ガイドナンバー)とISO感度の関係 フォトマスター検定
ガイドナンバー(GN)とは、フラッシュの出力を表す単位のことです。
フォトマスター検定の2級~3級では、ISO感度を100として計算することが基本でした。ですが、ISO感度を変えることによって、計算方法が違ってきます。まずは、「ISO感度100」とした場合の振返りです。
<計算方法>
ガイドナンバー(GN)=距離(m)×絞り値(F値)
例えば、「ガイドナンバー 20」の製品を使ったとします。絞りは「F4」で撮影するとします。ここでは、「ISO感度100」として考えます。
ガイドナンバー 20
絞り F4
ISO 100
上記の式に当てはめると、「5m」の距離までストロボ撮影ができることになります。
ISO感度を変えた場合の計算方法は、ISO100を基準にして、ISO200で1.4倍、ISO400で2.0倍、ISO800で2.8倍、ISO1600で4倍、ISO3200で5.6倍となります。
ガイドナンバー 20
絞り F4
ISO 200
の計算方法は、
5m×1.4倍で、7mの距離までストロボ撮影ができることになります。
当然、明るいレンズ(高価ですが)を使用すれば、届く範囲も変わります。
一眼レフカメラに内蔵されているストロボは、「ガイドナンバー 12」くらいです。外付けのクリップオンストロボは、「ガイドナンバー 28~34」くらいです。