SDカードのビデオスピードクラスについて 家電製品アドバイザー試験
ビデオスピードクラスについて 家電製品アドバイザー試験
SDカード(SDHC・SDXC)には、SDスピードクラス、UHSスピードクラス、ビデオスピードクラスの3つがあります。これは、一定の速度でカードに書き込む際に必要な最低転送速度を、わかりやすくマークで表した規格のことです。
SDスピードクラスは、少し古くなってきたので試験で問われることはほとんどなくなりましたが、4K、8K動画に向けて、「ビデオスピードクラス」については問われる機会が増えてきました。
試験で問われるのは、「UHSスピードクラス3の最低保証速度は○○MB/秒」とか、「ビデオクラスV30の最低保証速度は○○MB/秒」という数字です。ビデオクラスV30は、最低保証速度は「30MB/s」ですが、「300MB/s」となっていると不正解になります。
3つのスピードクラスを整理しておく必要があります。
◎SDスピードクラス
クラス2が2MB/sまで、クラス4が4MB/sまで、クラス6が6MB/sまで、クラス10が10MB/sまでのスピードを保証している。
クラス2 2MB/秒
クラス4 4MB/秒
クラス6 6MB/秒
クラス10 10MB/秒
◎UHSスピードクラス
UHSスピードクラス1(10MB/s)と、UHSスピードクラス3(30MB/s)の2つです。ロゴは、Uの文字の中に、1か3の文字が入っている。カードと使用機器の両方が対応していれば、高速のパフォーマンスが得られる。
UHS Speed Class1 最低10MB/秒
UHS Speed Class3 最低30MB/秒
◎ビデオスピードクラス
4K動画はもちろん8K動画・360度映像の記録にも対応できる次世代のクラス。保証速度によって、V6(6MB/s)、V10(10MB/s)、V30(30MB/s)、V60(60MB/s)、V90(90MB/s)の5つがある。
V6 6MB/秒
V10 10MB/秒
V30 30MB/秒
V60 60MB/秒
V90 90MB/秒
この3つのスピードクラスを整理し、理解できれば、この部分は問題なく得点できるでしょう。