デシカント式除湿機 家電製品アドバイザー 生活家電
デシカント式除湿機 家電製品アドバイザー 生活家電
除湿機とは、湿度を下げるための機器のことです。
除湿機には、デシカント式とコンプレッサー式の2種類あります。ここでは、主にデシカント式除湿機についてお伝えしていきます。
デシカント式除湿機とは、製品内部のゼオライト(乾燥剤)に水分を吸着させることにより、除湿をする方式です。除湿ローターを通過するときに、水分を除湿ローターに吸着させ、ヒーターの熱により、乾燥した空気を吹き出し口から排出することになります。吸着した水分は、熱交換器で冷やされ、水滴となってタンクに貯水されます。
ポイントとしては、衣類乾燥に優れており、冬場でも使えることです。軽量、コンパクトで運転音が静なのですが、ランニングコストが高く、ヒーターを使用するため、室温上昇(3~8℃)が大きくなるのが特徴です。
低温に強く、1℃~40℃で使用可能です。
デシカント(ゼオライト)式の除湿能力は、「室温20℃、相対湿度60%」を維持する部屋での1日の除湿量(L)で表示されています。コンプレッサー式は、「室温27℃、相対湿度60%」ですので、間違えないようにしましょう。
デシカント式は、低温に強いので、除湿能力を示す室温が低めに設定されていると覚えるといいでしょう。
【デシカント式除湿機のポイント】
・低温に強い(冬場に使える)
・ヒーターを使用するのでランニングコストがかかる
・軽量小型のものが多く運転音が静か