相対湿度と絶対湿度 家電製品アドバイザー 生活家電
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湿度とは、大気中に、水蒸気で含まれる水の量を、比率で表した数値です。空気のしめり具合を表しています。湿度を示す方法は、2種類あります。それが、相対湿度と絶対湿度です。
相対湿度とは、その温度における飽和水蒸気量に対する、そのときの空気中の水蒸気量の比率を示しています。パーセントで表します。私たちが日頃から目にする湿度は、相対湿度のことを指しています。
飽和水蒸気量とは、1立方メートルの空気中に存在できる水蒸気の最大の量のことです。温度が上がると大きくなります。温度の高い夏場に湿度が上がり、温度の低い冬場は、湿度が下がるのは仕方ないことですね。
次に、絶対湿度ですが、体積1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気の量を示しています。こちらは、グラムで表します。
基本的には、湿度と言えば、相対湿度を思い出す感じでいいでしょう。
コンプレッサー式除湿機とデシカント式除湿機の除湿能力を示す数値は、「相対湿度」ですので、間違えないようにしましょう。
コンプレッサー式は、「室温27℃、相対湿度60%」、デシカント(ゼオライト)式は、「室温20℃、相対湿度60%」を維持する部屋での1日の除湿量(L)で表示されます。