多灯分散照明と建築化照明とは 家電アドバイザー・スマートマスター
多灯分散照明と建築化照明とは 家電製品アドバイザー合格講座
照明には、適時敵照という考え方があります。
「必要なところに必要なあかりを」ということです。光効果を最大にする場所へ、照明を持ってくるということです。
適時敵照の中に、「多灯分散照明」と「建築化照明」があります。
今までは、リビングに明るいシーリングライトか蛍光灯が1つという照明が多かったです。全体を明るくするにはいいですが、雰囲気もないですし、そこまで明るくする必要があるのかというケースも多かったのです。
そこで出てきたのが、「多灯分散照明」です。
ダウンライトやペンダントライト、スタンドなど、低ワット数のさまざまな照明器具を室内に分散させて配置する照明方式です。オシャレで雰囲気も良くなりますし、必要のない照明は消すことができます。ちょうど、上記の写真のような感じです。オシャレなカフェを思い浮かべるといいでしょう。
もう1つ、家電アドバイザー試験で問われるのは、「建築化照明」です。
建築物の一部として天井や壁などに照明器具を組込み,あたかも建築部材そのものが照明装置であるかのように見せる方法です。照明器具が隠れているため、非常に雰囲気のあるオシャレな照明になります。オシャレな美容院なども、建築化照明を使っているところが多いです。
適時敵照である、「多灯分散照明」と「建築化照明」は、必ず点が取れますので、覚えておいてください。