洗濯機、洗濯乾燥機について 家電製品アドバイザー合格講座
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洗濯機には、縦型とドラム式があります。上記写真は、ドラム式洗濯乾燥機です。
私は、流行からかドラム式洗濯乾燥機を使用していましたが、水漏れを何度も起こし、大変なことになりました。ドラム式洗濯乾燥機は、大きいので、どうしても洗濯パンからはみ出てしまいます。そんなことから、縦型で9㎏の洗濯機に変えました。超快適です。
容量の目安は、「1.5㎏x人数」なのですが、うちには高校生の子どもが2人います。家族4人で6㎏では、全然足りません。8㎏にしようか迷いましたが、9㎏にして大正解でした。この1㎏の差が、案外大きいのです。試験には、「1.5㎏x人数」が出題されますが、あくまで目安の数字です。実際に販売するときや、購入するときには、大きめの容量の方が重宝します。また、年頃の子どもがいるいかいないかによっても変わってきます。
こちらの写真は、縦型の洗濯乾燥機です。
この2つに関しての問題は簡単すぎて出なくなりましたが、洗濯乾燥機の乾燥機の部分については、毎回出題されています。何と言ってもドラム式洗濯乾燥機のメリットは、節水と乾燥機能ですね。値段は、高価ですが。乾燥機能を使用しない方は、縦型で十分です。
洗濯乾燥機には、2つの乾燥方式があります。
ヒートポンプ乾燥方式とヒーター乾燥方式です。
ヒートポンプ乾燥方式とは、
ヒートポンプで、湿気を含んだ空気を除湿し、機外に排水。乾いた温風で衣類を乾燥。ヒーターを使用していないため、消費電力は少ない。冷却水を使用しないので節水ができる。除湿能力も高いため、乾燥スピードは速く、約50~60℃と温風温度が低いため、衣類の縮みや傷みを軽減できるという特徴がある。
ヒーター乾燥方式とは、
ヒーターで乾燥。空冷除湿方式と水冷除湿方式がある。
空冷除湿方式:
水道水を使わず空気中に湿気を排出して乾燥させる。乾燥時間が長い。
水冷除湿方式:
冷却水で、湿気を含んだ温風を除湿。乾燥の際に発生する水蒸気を水に戻して機外に排出。水道水を使う。
これらの特徴をつかんでおきましょう。
洗濯乾燥機でよく問われている箇所は、下記になります。。
ヒートポンプ乾燥方式は、
・ヒーターを使用しないので、電気代がかからない。
・乾燥温度が低いので、衣類が傷まない。
・除湿能力が高く、乾燥スピードが早い。
というところです。
ヒーター乾燥方式は、
・ヒーターを使用するため、電気代がかかる。
・空冷除湿方式と水冷除湿方式がある。
・水冷除湿方式は、水道水を使うので、水栓を開けておく必要がある
というところです。
ちなみに、「ヒートポンプ」とは、空気中などから熱をかき集めて、大きな熱エネルギーとして利用する技術のことです。