【動画用語集】エネファーム(燃料電池) スマートマスター スマートハウスの基礎

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◎エネファーム(燃料電池)


<用語説明>
エネファーム(家庭用燃料電池):
都市ガスから取り出した水素を、空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気を家庭内で利用するもの。発電の時に出た熱を給湯に利用するため、エネルギーを無駄なく使える、音も静かで環境にやさしいシステム。水道法上の水道水に対応している。
燃料電池の種類により、PEFC(固体高分子形燃料電池)、SOFC(固体酸化物形燃料電池)の2つの方式がある。
家庭で電気を使う時間帯と湯を活用する時間帯を学習して発電する時間帯が決められる。朝型、夜型など発電のタイミングを自動調整するので、それぞれの家庭のライフスタイルに合わせた省エネライフを実現できる。

燃料電池(FC:Fuel Cell):
水の電気分解の逆の化学反応を利用することにより、空気中の酸素と都市ガスやLPガスなどから取り出した水素を化学反応させ、直流電池を作り出す化学電池。

PEFC(固体高分子形燃料電池):
作動温度が低く、起動から停止までの制御が容易であり、扱いやすいという特徴がある。発電効率が30~40%程度。

SOFC(固体酸化物形燃料電池):
電解質にセラミックを用いることで、発電効率が高く、セルに貴金属が不要で、24時間連続運転に適し、出力制御も容易なことが特徴である。高額だが、PEFC(固体高分子形燃料電池より、発電効率が高い。発電効率が50%以上。