ネットワークカメラ(IPカメラ)とは 家電製品アドバイザー AV情報
ネットワークカメラ(IPカメラ) 家電製品アドバイザー AV情報
ネットワークカメラ(IPカメラ)とは、撮影した映像を、コンピュータネットワークを通じて配信することのできるビデオカメラのことです。
有線・無線LANを通じて記録した映像を、そのデータを保存するレコーダーまで伝送しています。新しいモデルは、無線LAN(Wi-Fi)に対応しているものもあります。
Webカメラと違い、パソコンなどの制御機器が必要ありません。主に、監視カメラとして使用されていることが多いです。
動画の圧縮方式として、H.265、H.264、Motion JPEG、MPEG-2Video、静止画の圧縮方式として、JPEG、BMPなどがあり、動画、静止画の方式が1つに限定されているわけではありません。
新しい4K(800万画素)のモデルは、動画の圧縮方式としてH.265が使用されています。
<用語集>
JPEG:
デジタルカメラで使われている静止画像の圧縮方式。
Motion JPEG:
画像の圧縮方式であるJPEGを応用して動画データを生成する圧縮・記録方式。圧縮されたJPEG画像を各コマに配置して、アニメーションのように再生する。圧縮率は低い。
MPEG-2:
デジタルテレビ放送やDVDビデオなどで用いられている映像および音声の圧縮・符号化方式。
MPEG-4:
映像・音声データにおける圧縮符号化方式。さらに改良され、MPEG-4 AVC/H.264となった。
MPEG-4 AVC/H.264(H.264):
2003年5月にITU(国際電気通信連合)によって勧告された、動画データの圧縮符号化方式の標準の一つ。
MPEG-H HEVC/H.265(H.265):
MPEG-4 AVC/H.264後続の動画圧縮規格の一つ。4K、8K対応。圧縮率が、MPEG2の4倍、H.264の2倍。