販売前のCSについて 家電製品アドバイザー試験
販売前のCSについて 家電製品アドバイザー試験
家電量販店は、商品を買いに来たお客様だけをターゲットにするのではなく、お店に買い物に来る前から、何らかの接点を持つ必要があります。1度でも購入したことがあるお客様であれば、次も自社、自店で購入してもらえるように促す取り組みです。
SNSやアプリを使ったり、DMを使ったり、メルマガを送るなどの方法があります。
例えば、ビックカメラやユニクロで、家電や服を買うと、ポイントや購買履歴の管理には、アプリを使うよう勧められます。スマホにアプリを入れると、そこで、お得な情報などが閲覧できたりすることもあります。
マーケティングという言葉がありますが、簡単に言うと、商品を売る前に最適な販売経路を考え、それに合わせたお客さまを集める方法です。
今までは、商品ありきで、多くのお客様を集めることがマーケティングの方法でした。これが、個人ありきとなり、必要なお客様に必要な商品を届けるという方法に変わってきました。
これが、「マス・マーケティング」と、「ワン・トゥ・ワンマーケティング」の違いです。
◎マス・マーケティング
対象を特定せず、画一化された方法を用いて行うマーケティング戦略、マーケティング活動のこと。
◎ワン・トゥ・ワンマーケティング
顧客一人ひとりの趣向や属性などを基とした上で、個別にマーケティングを行っていくという方法である。アプリを利用したり、同意していただいお客様にメールマガジンを発信するなど、インターネットをベースとした双方向の関係を構築する。
どちらにしても、お客様と信頼関係を作り、リピーター化する必要があります。新規にお客様を開拓するのは、時間もお金もかかり、大変です。
◎マーケティング
顧客ニーズを的確につかんで製品計画を立て、最も有利な販売経路を選び、販売促進努力により、需要の増加と新たな市場開発を図る企業の活動のこと。使う媒体によっても区別されており、インターネット を使った「ネットマーケティング」、メール使った「メールマーケティング」、TwitterやFacebookなどのSNSを使った「ソーシャルマーケティング」、Googleなどの検索エンジンからのアクセスを増やすことで売上につなげる「検索エンジンマーケティング」などがある。