エアコンの通年エネルギー消費効率(APF)について 家電アドバイザー 生活家電

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JIS C9612に基づき、ある一定の条件でエアコンを運転した時の消費電力1キロワット当たりの冷房・暖房の能力を表わしたものです。

通年エネルギー消費効率(APF)は次式で算出されます。この値が大きいほど省エネ性が高いことになります。

APF=1年間に必要な冷暖房能力総和(kWh)÷ 機種ごとの期間消費電力量(kWh)

数値が小さい方が、高性能な感じがしますので、この式の分母と分子を間違えてしまうことがあります。あくまで、「数値が高い」エアコンが、「省エネ性能が高い」ということを覚えておいてください。

エアコンは「統一省エネルギーラベル」に指定されている品目ですので、商品の近くに「通年エネルギー消費効率(APF)」が表示されています。

「多段階評価の★の数」と合わせて、「通年エネルギー消費効率(APF)」も確認しましょう。

とは言っても、エアコンの安いモデルより、高いモデルの方が、省エネ性能が優れていることは確かです。高いモデルは、お金がかけられます。安いモデルは、どこかを手抜きするしかありませんから。

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