災害時、太陽光発電の自立運転では、エアコン使えない?

災害時、太陽光発電の自立運転では、エアコン使えない?


台風15号により、千葉県の市原市や木更津市など41の市町村が、大規模な停電が起きるなど、深刻な被害を受けました。

太陽光発電システムを付けている家庭だけが、何とか昼間の電力を確保できたみたいですが、他の一般家庭では大変なことになっています。ほとんどの人が、停電したといっても、電力が1日で復旧すると思っていますので、電力がない状態はほんと不便です。昔と違って、電力が必要な物ばかりです。

太陽光発電システムは、災害に強いと言われていますが、停電時に使用する「自立運転モード」では、交流100V、最大1500Wまでしか使えません。メーカーも販売した業者も、数字だけは知っていても、実際に災害になることはほとんどないので、今回の災害で、イメージが湧いたかもしれません。

1500Wでは、電力は全然足りません。
エアコンのOAタップ1台の容量です。うちの家庭は、OAタップにオイルヒーターを差して、コンセントが焦げ付いたことがあります。汗

イメージ(製品の種類や大きさで変わります)としては、
オイルヒーター 1200~1500W
掃除機 1000W
エアコン 700W
IH調理器 700W
電子レンジ 600W
洗濯機 600W
冷蔵庫 500W
テレビ 200W
照明 150W

あくまでも数字の話しです。
災害時は、照明やテレビ、スマホなどの充電などが必須でしょう。最大電力まで電力が安定しているのではなく、エアコンのように、容量が大きな家電製品は、動作が安定しない可能性があります。

ほとんどの方が売電目的で太陽光発電システムを付けていますので、蓄電池がありません。まだ、価格も高いですし。

これからは、蓄電池に電力を貯めることが、災害時には必須かもしれないですね。電気自動車(EV)も蓄電池の変わりになります。

 
<<用語集>>
停電時連携運転停止機能:

電力系統側が停電した際に、発電した電力が電力系統側に流れないように、パワーコンディショナが自動停止する機能である。昼間に日射があるときは、家の家電製品などで使うことができるが、手動で自立運転モードに切替る必要がある。自立運転モード時には、交流100V、最大1500Wで使用できる。

太陽光発電システム:
性質の異なるP型とN型の半導体を接合させた構造で、半導体の接合部に光を当てることで電気が発生する物理電池。発電の際、化学電池のように電解液などの資源を消費することはない。
住宅向けに普及しているのは、シリコン半導体系材料である。シリコン半導体には、結晶系と薄膜系の2つに分類される。セルが最小単位。複数のセルをつなぎ合わせて強化ガラスで覆ったものがモジュール、複数のモジュールを組み合わせて屋根に乗せたものがアレイ。余った電力を売電することができる。

蓄電池:
電気エネルギーをためたり放出したりできる装置で、繰り返し使用することができる。直流で電気エネルギーをためる。

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